「H形タイプレート」の版間の差分
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[[Image:50kgNレールのH形タイプレート.jpg|right|400px|thumb|[[50kgNレール]]の[[定尺レール]]区間の[[継目]]部分に敷設されているH形タイプレート。]] | [[Image:50kgNレールのH形タイプレート.jpg|right|400px|thumb|[[50kgNレール]]の[[定尺レール]]区間の[[継目]]部分に敷設されているH形タイプレート。]] | ||
+ | [[Image:50kgNレール継目の部材.jpg|right|400px|thumb|[[50kgNレール]]の[[継目]]部分に使用されている軌道部材。右上がレールの下に敷くH形タイプレート。そして、左上の黒いゴム材は、タイプレートとレールの間に挿入する[[軌道パッド]]と呼ばれている緩衝材。]] | ||
H形タイプレートとは、[[50kgNレール]]の[[継目]]部分に敷設する締結装置で、[[40kgNレール]]用と[[50kgNレール]]用があり、継目部分の[[二重弾性締結]]として最も使用されている。 | H形タイプレートとは、[[50kgNレール]]の[[継目]]部分に敷設する締結装置で、[[40kgNレール]]用と[[50kgNレール]]用があり、継目部分の[[二重弾性締結]]として最も使用されている。 |
2015年7月28日 (火) 13:20時点における最新版
Hがたたいぷれーと
H-type tie-plate
H形タイプレートとは、50kgNレールの継目部分に敷設する締結装置で、40kgNレール用と50kgNレール用があり、継目部分の二重弾性締結として最も使用されている。
H形タイプレートの特徴
H形タイプレートは、F形タイプレートと構造がよく似た形式となっている。しかし、締結ばねを押さえる方法が異なっており、H形タイプレートの締結ばねは、ばね押さえカラーを使用して締結ばねをばね下の底辺先端でおこない、上辺で継目板の凸部分を押さえる形となっている。
この締結方法は、ばねの全長がばね定数に対して有効に働くため、小形の割には先端ばね定数を小さくすることができる。また、締め付けることにより、ばね後端の接点を中心に前下りに回転するという点とレールの押さえ点を容易に高く取れるという特徴がある。
継目用の締結ばねとしては優れて機能を有しているひとつである。
H形タイプレートの改良
現在でも広く使用されているこのH形タイプレートではあるが、これを改良したH形タイプレート改良型が開発されている。