「路盤噴泥」の版間の差分
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2015年7月24日 (金) 15:41時点における最新版
ろばんふんでい
mud-pumping of roadbed , pumping failure of roadbed , subgrade pumping of roadbed
路盤噴泥とは、道床砕石とそれを支えている路盤が、雨水などにより液状化してしまうことにより、道床の砕石と路盤が混ざり噴泥すること。
路盤噴泥のメカニズム
路盤が粘土質のように、透水度の非常に低い土からできていると、路盤内の雨水の排水が緩慢となる。そのため、路盤表面の土の含水比が液性限界を超えて泥土化する。
このような状態となり、ここに列車の荷重が作用すると、道床砕石は路盤に食い込んでしまう。そして、泥土は抵抗の少ない道床内へと砕石の隙間をぬって上昇する。
このように、路盤の不良により発生する噴泥を路盤噴泥という。
また、道床砕石の細粒化による噴泥を道床噴泥という。