「レール断面減少限度」の版間の差分
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2015年7月24日 (金) 15:41時点における最新版
れーるだんめんげんしょうげんど
rail section decreased limit
レール断面減少限度とは、レールの電食により腐食レールなどとなり、レールの断面が減少することにより、レールの強度が失われる限度を一定の基準であらわしたものである。
レール断面減少限度の基準値
レール断面減少限度による基準値は、レールに発生する応力や軌道の負担力などの関係から、断面減少の限度値が決められている。
旧国鉄時代の軌道整備基準規定
旧国鉄時代に軌道整備基準規定にて決められていたレール断面減少限度である。この数値を超過したらレール交換をしなければならない規定となっている。しかし、現在では、鉄道各社においてレール断面減少限度値が決められているのが現状である。
レール種類 | 1級線 | 2級線 | 3級線 | 側線 |
---|---|---|---|---|
30kgレール | なし | 12% | 13% | 20% |
37kgレール,40kgNレール | 18% | 22% | 26% | 28% |
50kgレール,50kgNレール,50kgTレール | 20% | 24% | 28% | 30% |
60kgレール | 22% | 26% | 30% | 32% |