ガス圧接
提供: 保線ウィキ
がすあっせつ
gas pressure welding
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2本のレールを突き合せて圧力をかけガス炎にて加熱しているところ。
![](/images/thumb/0/0a/%E3%82%AC%E3%82%B9%E5%9C%A7%E6%8E%A5%E3%81%AE%E6%8E%A5%E5%90%88%E9%83%A8.jpg/400px-%E3%82%AC%E3%82%B9%E5%9C%A7%E6%8E%A5%E3%81%AE%E6%8E%A5%E5%90%88%E9%83%A8.jpg)
60kgレール区間でレールがガス圧接されている様子。
ガス圧接とは、レール溶接の方法として、レール接合部をガス炎で加熱して、赤熱状態にして2kg/mm2から3kg/mm2の圧力で接合する方法である。
ガス圧接の特徴
ガス圧接の特徴としては、フラッシュバット溶接に比べて設備が少なくてよいので費用が少なくてよい。
現場にて溶接、工場にて溶接、のどちらの方法にも対応でき、溶接強度もフラッシュバット溶接と並んで信頼性の高い溶接方法である。
しかし、施工法方を粗雑にすれば、ガス圧接損傷の原因になることがあるので注意が必要である。
現在では、JRのレールセンターをはじめてとして、ほとんどの鉄道会社にて取り入れられているレールの溶接方法である。