わたりせん
crossover , single crossover
渡り線とは、近接する二つの軌道を連結するために2組の分岐器と、それらの接続する一般の軌道から構成される分岐器である。
渡り線の敷設
隣接した軌道において、平行かまたは、平行に近くそれぞれの軌道の間を連絡する軌道構造で2組の分岐器とこれを接続する一般の軌道から成り立っている。通常は片開き分岐器を2基使用する。
渡り線の名称は、これに使用する分岐器の番数により、8番渡り線、10番渡り線などと呼んでいる。
また、地形上やむを得ない場合は、曲線内にも敷設されている。その場合、内方分岐器と外方分岐器を使用する。