めかにかるぱいぷ
Mechanical pipe
メカニカルパイプとは、鋼塊からレールを製鋼する時にできる欠陥として残る部分のことである。また、偏折欠陥ともいわれている。
レールの素材である鋼片を使用するとき、末端部分は十分に切り捨てないと完成されたレールに欠陥として残留することになる。
使用する鋼塊の上部側では、最終凝固部分に相当する範囲であり引け巣の原因となる。また、偏折部分に底部側では、まくれ込みによるメカニカルパイプを構成する結果になります。
したがって、欠陥のないレールにするために、これらの範囲部分は鋼片圧延、レール圧延に際して十分に切り捨てられることになる。