外方分岐器
提供: 保線ウィキ
2015年9月17日 (木) 16:40時点におけるS2technologies (トーク | 投稿記録)による版
がいほうぶんぎき
hand turnout with contra fiexional curve , double curve turnout in opposite direction
外方分岐器とは、基準線の外方に分かれる曲線分岐器のことである。
外方分岐器の概要
外方分岐器は、曲線区間において、円の中心に対して反対側に分岐する分岐器のことである。また、反対に曲線の内側に分岐しているものを内方分岐器と呼んでいる。
外方分岐器の曲線半径
外方分岐器を敷設するとき、基準線側の曲線半径が300m以上において敷設されているのが条件である。
外方分岐器の基準線半径
外方分岐器の基準線における標準的な曲線半径は、
- 300m
- 350m
- 400m
- 500m
- 600m
- 700m
- 800m
- 1,000m
- 1,200m
- 1,500m
- 2,000m
である。
外方分岐器のカント
外方分岐器においての基準線のカントは、分岐線側が逆カントになるため、列車の安全性を考慮して最大40mmまでとなっている。