道床抵抗力
提供: 保線ウィキ
2015年9月3日 (木) 15:10時点におけるS2technologies (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「 どうしょうていこうりょく resistance of ballast to sleeper 新設されている[[軌きょう...」)
どうしょうていこうりょく
resistance of ballast to sleeper
道床抵抗力とは、バラストの道床中のまくらぎが水平移動するときに生じる抵抗力のことである。
道床抵抗力の概要
道床抵抗力は、道床のバラストの軌きょうを敷設状態のままで移動しようとするときに、まくらぎと道床の間に生じる抵抗力のことをいい、線路方向(レール長手方向)と線路直角方向(レール長手方向に対して直角)に分けて管理されている。
道床抵抗力の種類
名称 | 方向 |
---|---|
道床縦抵抗力 | レール長手方向 |
道床横抵抗力 | レール長手方向に対して直角方向 |
道床抵抗力の詳細
道床抵抗力は、レールの伸縮をレール締結装置を介して拘束している。
道床抵抗力は、一般にまくらぎ引き抜き抵抗力と呼ばれているものであり、夏季高温時にはこの抵抗力を低下させると軌きょうが座屈しレールの張り出しが発生する恐れがあるので細心の注意が必要である。