軌道狂い

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きどうくるい
track irregularity , track irregularity , track irregularity growth

軌道狂いとは、列車を支持して円滑に誘導する役割を担っている軌道は、列車からの繰り返し荷重を受けて次第に変形して、車両走行面の不整が発生する。これを軌道狂いといっている。

軌道狂いの特徴

一般的な軌道は、レールまくらぎ犬クギににて締結した軌きょう道床で固定した構造である。

列車からの繰り返し荷重によって、道床部分に変形と変状を発生させる。すると、道床に固定されている軌きょうは同様に変形してくる。

この軌道狂い量が増大すると、列車の動揺が大きくなり乗心地が悪くなり、やがて列車が脱線する原因となるので注意が必要である。

軌道狂いの種類

一般的に軌道狂いは6種類ある。

特に複合狂いにおいては近年になって追加された測定方法である。