継目まくらぎ
提供: 保線ウィキ
つぎめまくらぎ
joint tie , fish tie , joint sleeper
継目まくらぎとは、並まくらぎよりやや幅が広くなっていて、レールの継目部分に敷設されるまくらぎである。
継目まくらぎの呼び名
以前までは、継目まくらぎという呼び名はなく、「並まくらぎ(継目用)」または、「継目用並まくらぎ」と呼んでいた。これは、継目部分でのまくらぎ支持方法が、かけ継目が主流なっていたためで、幅の広い継目まくらぎが一般に普及されていなかったものである。
しかし、現在では継目部において、まくらぎ支持方法が支え継目方法が一般的となったため、継目まくらぎと呼ぶのが一般的である。
継目まくらぎの種類
継目まくらぎの種類は、木まくらぎ製や合成まくらぎ製に関しては規格がほぼ決まっているため各社においても同一の大きさのまくらぎであるが、PCまくらぎにおいては、レール締結装置が各社で独自の規格を設けているところもあり、さまざまな種類がある。
継目まくらぎの寸法
木まくらぎから製造されているまくらぎの寸法は以下のとおりである。
在来線用(軌間1,067mm)
厚さ140mm、幅300mm、長さ2,100mm
新幹線用(軌間1,435mm)
厚さ150mm、幅350mm、長さ2,600mm