短尺レール

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たんじゃくれーる
shorter rail

短尺レールとは、定尺レールより短い5m以上のレールのことである。

短尺レールの長さ

短尺レールは、定尺レールより短いレールのこと。旧国鉄の規定で、原則として本線において5m未満のレールは使用してはならないことになっている。

これは、当時の車両の最大の固定軸距が4.6mであったため、その4.6mに若干の余裕を加え、軌道狂いと列車動揺を抑制するためである。

昔のレール長

まだ、日本でレールが製造されていない頃は、海外から輸入されたレールを使用していた。したがって、この頃のレールの長さはインチであった。 しかし、今では、標準のレールの長さが決められているため、これらのレールは短尺レールの分類に入る。

レールの種類 レールの長さ(メートル) レールの長さ(インチ)
30kg第1種レール 9.144メートル 30フィート
30kg第3種レール 10.058メートル 33フィート
50kg第1種乙レールPSレール 11.887メートル 39フィート
50kg第3種レールPSレール 12メートル 39フィート4 1/2インチ