「戦時形分岐器」の版間の差分
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2015年7月24日 (金) 15:41時点における最新版
せんじがたぶんぎき
wartime type turnout
戦時形分岐器とは、第一次世界大戦と第二次世界大戦中に物資不足に対応するため、材料の節約を第一に考え設計された分岐器である。
戦時形分岐器の特徴
第一次世界大戦と第二次世界大戦中に物資不足からその時代に対応するため、開発設計された。
時期 | 形式 |
---|---|
第一次世界大戦時 | 設甲第136号(大正7年2月)30kgレール・37kgレールの8番・10番の片開き分岐器 |
第二次世界大戦時 | 設18第656号(昭和18年3月)の分岐器 |
第二次世界大戦後 | 鉄研丙第555号による無床板形分岐器 |
以上の代表的な設計がある。
いずれも戦時中ということもあり、床板付き組立クロッシングに使用されていた大床板を廃止したり、ウイングレールを短くするなどして、使用材料を極力抑えているのが特徴である。