側摩耗レール

提供: 保線ウィキ
2014年8月13日 (水) 15:28時点における保線太郎 (トーク)による版 (ページの作成:「 そくまもうれーる side wear , gauge wear , horizontal wear 側摩耗レールとは、曲線外軌レールに敷設されたレールが車輪のフラ...」)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索
そくまもうれーる
side wear , gauge wear , horizontal wear

側摩耗レールとは、曲線外軌レールに敷設されたレールが車輪のフランジと強く接触してレールの摩耗することである。

別名、偏摩耗レールともいわれている。

摩耗防止対策

側摩耗レールの発生を防止することは不可能であるが、助長を抑制することは可能である。その対策として熱処理レールにより硬くしたレールの採用やレール塗油器によるレールへの塗油が一般的である。

外軌のゲージコーナーへの潤滑についての効果は、車輪とレールの接触点の摩擦係数が潤滑しない時より小さくなることから、レールの摩耗も抑制されることが期待されている。

しかし、潤滑すると摩擦係数が小さくなり、車輪が曲線に沿って走行しようとする案内力が小さくなるため、摩耗を促進する横圧が大きくなる場合もある。