「中位温度」の版間の差分
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中位温度は、ロングレールのレールの内部に蓄積される温度変化による圧縮力と引張力を最小限にするために、予想される最高のレール温度と最低のレール温度との差の温度のことである。 | 中位温度は、ロングレールのレールの内部に蓄積される温度変化による圧縮力と引張力を最小限にするために、予想される最高のレール温度と最低のレール温度との差の温度のことである。 | ||
− | 地域や地形などにより異なるが、一般的にレールの最高温度が約60度で最低温度が約-10度と言われているので、中位温度は約25度にするのが望ましいとされている。しかし、レールは温度低下で引張力の増加による[[レール破断]] | + | 地域や地形などにより異なるが、一般的にレールの最高温度が約60度で最低温度が約-10度と言われているので、中位温度は約25度にするのが望ましいとされている。しかし、レールは温度低下で引張力の増加による[[レール破断]]より、高温によるレールの[[張り出し]]が危険とされているので中位温度は約30度ぐらいと高めに設定することが多い。 |
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2015年9月9日 (水) 15:01時点における最新版
ちゅういおんど
middle temperature , neutral temperature
中位温度とは、ロングレールが正規の温度で敷設されているレールの温度のこと。
中位温度の概要
中位温度は、ロングレールのレールの内部に蓄積される温度変化による圧縮力と引張力を最小限にするために、予想される最高のレール温度と最低のレール温度との差の温度のことである。
地域や地形などにより異なるが、一般的にレールの最高温度が約60度で最低温度が約-10度と言われているので、中位温度は約25度にするのが望ましいとされている。しかし、レールは温度低下で引張力の増加によるレール破断より、高温によるレールの張り出しが危険とされているので中位温度は約30度ぐらいと高めに設定することが多い。