ボスロー型締結装置

提供: 保線ウィキ
移動: 案内検索
ぼすろーがたていけつそうち
vossloh type rail fastening , vossloh fastening
ドイツ国内でK型締結装置に替わり敷設されているボスロー型締結装置である。

ボスロー型締結装置とは、ドイツ国内でK型締結装置に替わり、作業性がいいように開発された締結装置である。別名、フォスロ型締結装置またはHM型締結装置ともいわれている。

特徴

ボスロー型締結装置は、ドイツ国有鉄道で先に設計敷設されているK型締結装置に替わり、作業性能がよく、構造の簡単な締結措置として開発された。

レール交換などレールまくらぎを分離させるときはこの締結装置のねじクギ部分を少し緩め線ばねを外側にスライドさせる簡単な構造となっている。

線ばねでレールを押さえ、ねじクギで横圧を受け持つ構造となっている。

現在のドイツ国内では、主要幹線区間や重軸重線区間用として敷設されている。