「マヤ34形式」の版間の差分
提供: 保線ウィキ
(ページの作成:「 まや34けいしき maya-34 type Image:ディーゼル機関車でマヤ34形式を牽引.jpg|right|400px|thumb|マヤ34形式は自走ができないため、デ...」) |
S2technologies (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
(相違点なし)
|
2015年7月24日 (金) 15:42時点における最新版
まや34けいしき
maya-34 type
マヤ34形式とは、従来から使用されていたオヤ19820形式に変わる軌道検測車で、通称マヤ車とも呼ばれている。正式車両名称は、高速軌道試験車である。
マヤ34形式の特徴
昭和34年から昭和56年にかけて、東急・日立において製造された軌道検測用の試験車である。
軌道の検測は、従来方法として列車荷重のかからない静的な状態での測定のみが行われていました。
しかし、列車本数の増加とスピードアップによる軌道の損傷が激しいことから、昭和34年頃から鉄道技術研究所において軌道検測車の研究が行われ製造したものである。
検測項目は、軌間・水準・通り・高低・平面性・動揺の6項目で、マヤチャートと呼ばれる記録紙に記録される。
マヤ34形式の性能
マヤ34形式の外観では、3つの台車を有することが最大の特徴で、増備車であるマヤ34形式2002番以降は、低屋根構造となり、ユニットクーラーが搭載されています。
室内には長期の検測に備えて寝室があり、2段式寝台が置かれている。
自車で必要な電源は、ディーゼル発電機によってまかなわれており、双頭連結器によりほとんどの車両と連結が可能となっている。
マヤ34形式の遍歴
マヤ34形式1番は、昭和42年に北海道用として耐寒・耐雪構造が施されマヤ34形式2501番となった。
車体塗色はマヤ34形式1番のみ、当初、ぶどう色2号に黄1号の側帯を巻いていました。後に青15号と黄1号の組み合わせになった。
そして、昭和62年に国有鉄道が分割民営化となり、JR各社に承継されました。