脱線防止レール

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だっせんぼうしれーる
derailment prevention rail , derailment containment rail
曲線の内軌レールに敷設されている脱線防止レール。

脱線防止レールとは、軌間内に敷設して車輪が本線レールから外れないように誘導するためのレールのことである。

脱線防止レールの概要

脱線防止レールは、急曲線で車両走行時の転向横圧および遠心力のため車両が外軌レールに押し出される傾向があり、また、レール摩耗とフランジ形状から競り上がり脱線を発生させやすい。

これらを防止するため、危険の大きい側の反対側レールの軌間内に敷設するのが脱線防止レールであり、本線レールとの間隔は65㎜+スラックである。

曲線半径250m未満の曲線、急こう配中、こう配変更点付近の曲線、高築堤、その他必要と思われる場所に設置する。

最近では、アングル鋼で製作された脱線防止ガードが敷設されることが多い。