まくらぎ間隔

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まくらぎかんかく
sleeper spacing , sleeper distance , sleeper pitch , distance between sleeper
一定の間隔で敷設されているPCまくらぎ。一定の間隔を保持することにより保守もしやすくなる。

まくらぎ間隔とは、定尺レールの基本である20m・25m当たりに敷設されているまくらぎの間隔のことである。

まくらぎ間隔の概要

レール長が25m当たりのまくらぎ配置本数が決定されると、隣り合ったまくらぎとまくらぎの配置間隔を決めなければならない。そのとき、まくらぎとまくらぎの一定の間隔を定めたもの。

また、まくらぎの役目は、車両からレールに伝わった荷重や衝撃などを支えなければならないことから、レールの中間部分のまくらぎ間隔は、輪重によって生ずるレールの曲げ応力・道床・路盤圧力・道床横抵抗力などによりその間隔は定められている。

特に定尺区間などでは、レールの継目には、列車の通過による衝撃が大きくかかるので、レールの中間部よりまくらぎ配置間隔を小さくしてやる必要がある。

そのほか、列車速度、曲線半径、こう配、まくらぎの種類に応じまくらぎ配置間隔は定められている。

標準的なまくらぎ配置間隔

まくらぎの配置間隔は、鉄道各社において定められているが、おおむね継目を中心にして、かけ継目支え継目の方法で配置しているところが多い。