S2編成

提供: 保線ウィキ
2015年7月24日 (金) 15:42時点におけるS2technologies (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索
S2へんせい
S1 organization
検測中のS2編成。1983年に962形新幹線試作電車を改造して製造された新幹線電気軌道総合試験車

S2編成とは、1978年に製造された200系の原型にあたる962形新幹線試作電車を、1983年に改造したものである。

S2編成の変遷

元々試作電車だったため、総合試験車化に際しいくつかの窓を埋められている。

925形10番台とも称され、そのうち軌道検測車については、921-31号車である。

東北・上越新幹線開業後も、軌道検測車を抜いた6両編成で「高速試験車」に使われ、これを基に200系による時速240km - 275km運転が実施された。

1997年にS1編成同様50/60Hz両用対応された。その後、S51編成とも呼ばれているE926形の「East i」の登場で、2003年1月25日付で廃車された。

定期運用を終える直前、921-32号車が法定検査切れとなり、921-41号車を組み込んで東北・上越のみの検測を行った状態で2002年9月で定期運用を終えた。