LPCまくらぎ
提供: 保線ウィキ
2015年7月30日 (木) 07:09時点におけるS2technologies (トーク | 投稿記録)による版
LPCまくらぎ
large prestressed concrete tie , TPC sleeper , TPC tie
LPCまくらぎとは、省力化軌道のひとつである舗装軌道に用いる大盤のPCまくらぎのことである。
主に首都圏の通過トン数の多い線区で導入されている。
LPCまくらぎの形状
LPCの形状は、一般的に使用されているPCまくらぎの幅を大きくしたもので、幅733mm・長さ2,000mm・高さ190mmである。
これは、レールを破線させずに施工できるよう、左右レールの軌間内でLPCまくらぎを縦に挿入して回転できる幅となっている。
LPCまくらぎの種類
現在のLPCまくらぎの種類は、LPCまくらぎとLPC-Nまくらぎの2種類が存在しているが、主な相違点は、
- 埋込カラーの形状・寸法
- 埋込カラーの位置
- スパイラル鉄線の形状・寸法
- PC鋼棒の両端形状
である。