H形ガード

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Hがたがーど
check rail of H-type , frog guardrail of H-type
高速運転される区間に敷設されている分岐器に使用されているH形ガード。主レールと独立しているのが特徴である。

H形ガードとは、当初、新幹線用に開発され、主レールとはボルトで固定されておらず、独立して床板で取り付けられていることから高速走行可能なガードレールである。

特徴

新幹線向けに開発されたが、在来線では60kgレール用および高速用分岐器にも用いられている。

  • ガードレールは、主レールと同種のレールを切削加工している。
  • ガードレールは、床板に溶接したガードレール支材にボルトで固定されている。
  • ガードレールは、主レールより高く設計され、ガードレール頭頂面を切削している。
  • フランジウェー幅の調節は、ガードレール支材とガードレールの間に調節板を挟んで調節する。なお、調節板は付属している。

H形ガードは、主レールに締結されていないため、調節が容易で、背面横圧に強いが、C形ガードに比べて高価となる。