F形タイプレート

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Fがたたいぷれーと
F-type tie-plate
50kgNレール区間に敷設されているF形タイプレート。

F形タイプレートとは、C形タイプレートと基本的に構造が同じであるが、レールとタイプレートの間に軌道パッドが挿入できるようになっている。

F形タイプレートの特徴

F形タイプレートは、単純弾性締結であったC形タイプレートに、軌道パッドが挿入できるようタイプレートのショルダーの高さを16mmとした。そして、締結ばねの形状を改良することにより二重弾性締結の機能が十分に発揮できるようになっている。

現在では、木まくらぎ区間の二重弾性締結装置として一般的に使用されている。

F形タイプレート以降の設計

F形タイプレート以降に設計される締結装置は、

  • タイプレートのショルダーの寸法
  • 締結ばねの形状
  • 締結ばねの寸法
  • レール種別によるタイプレートのショルダーの間隔
  • タイプレート締着用のクギの種類(犬クギねじクギ

などが変更されているが、軌道パッドを挿入して上から締結ばねにより締結するのが基本構造となった。