A形タイプレート

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Aがたたいぷれーと
A-type tie-plate

A形タイプレートとは、木まくらぎを延命させるために、レールまくらぎの間に挿入する鉄製のプレートで、日本でタイプレートとして最初に設計されたものである。

A形タイプレートの開発

A形タイプレートは、レールとまくらぎの間に挿入する鉄製のプレートで、穴の数が4個であり丸穴となっている。その穴を使用して、レールとねじクギを締結している。また、丸首犬クギも使用している。

このタイプレートの勾配は、1/20となっている。これは、列車の車輪が約1/20の勾配がつけてあるためタイプレート側にも付けた。

1/20勾配が付けられているタイプレートは、このA形タイプレートのみで、それ以降のタイプレートには、1/40のこう配がついている。これは、列車の車輪は、新品のときで1/20勾配となっているが、実際には、車輪の摩耗などで1/40勾配となっているためである。

現在では、一部の区間に使用されているものもあるが、B形タイプレートに変更されて、ほとんど使用されていない。