921-2形

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921-2がた
shinkansen track inspection car 921-2-type
前面から見た921-2形新幹線用軌道検測車。
後面から見た921-2形新幹線用軌道検測車。

921-2形とは、新幹線用の軌道検測車であり、東海道新幹線開業と同時に導入された921-1形とは別に投入された。

921-2形の特徴

昭和39年の東海道新幹線開業に合わせて導入された921-1形とは別に、増備車として旧形の客車(マロネフ29 11)を改造した921-2形が投入された。

921-1形の予備車という位置づけで、外観は921-1形と余り変化がなく、正面中央上部の車両編成の表示窓が省略された。また、正面の窓が車体側面まで回っていない。そして、窓の配置が若干異なる。

全長が17.5mと短くなっていて、自走はできずに検査項目も921-1形より少なくなっていた。

昭和50年末に921-1形より先に廃車。そして、昭和51年8月に浜松工場の廃車解体設備稼働開始時に解体されている。