9形締結装置

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9がたていけつそうち
9-type improvement rail fastening
在来線の曲線区間に多く敷設されている9形締結装置。

9形締結装置(9がたてけつそうち)とは、旧9形締結装置の改良版である。

9形締結装置の特徴

9形締結装置は、旧9形締結装置類の欠点を改良したものである。主な改良点は、先端ばね定数が小さいにもかかわらず、急曲線部に使用されているため六角ボルトの抜け上がりが多かったことである。また、上ばね・下ばねの間の開口量が少しでも大きくなると、下ばねがレール軌道パッドの間に入ってしまい軌間の拡大を起こしやすくなることである。

特に軌間拡大に対しては、製品の公差が+1.0mmから-3.0mmとマイナス側に大きく規定されている。そして、開口量が大きくなることを防いでいるにもかかわらず、締結ばねの硬度が規定以下になったりしてばね受台が抜け出したりすると、開口量が大きくなる。

以上のような欠点を改良したものが9形締結装置となっている。