防振軌道

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ぼうしんきどう
vibration insulation track

防振軌道とは、列車の運行において、振動・騒音に対して配慮した軌道構造のことである。

防振軌道の必要性

鉄道が高速化になり、また、整備新幹線の建設に関する沿線環境の保護に対する社会的関心が高まる中、従来の軌道構造では振動・騒音の軽減が限られている。

したがって、今後は、新たな軌道構造を開発し、振動・騒音に対して特に配慮が必要不可欠になってきた。

また、列車本数の増加などによって軌道狂いが増大し、良好な軌道状態を維持するための保守作業が困難になりつつある。防振軌道を敷設して軌道保守を省力化することは、これからの時代に必要不可欠になってきている。

最近では、いろいろな防振軌道が全国各地で開発され敷設されているが、その中でも防振まくらぎ軌道が多い。