「長尺レール」の版間の差分

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長尺レールとは、25m以上で200m未満の[[レール]]の長さをいう。
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長尺レールとは、[[標準長レール]]を超え、200m未満の[[レール]]のことをいう。
  
 
また、[[大正14年形分岐器]]では、今でいう[[短尺レール]]が標準として設計されていた[[レールの長さ]]なので、それより長いレールを長尺レールと呼ばれていた。
 
また、[[大正14年形分岐器]]では、今でいう[[短尺レール]]が標準として設計されていた[[レールの長さ]]なので、それより長いレールを長尺レールと呼ばれていた。

2015年8月4日 (火) 06:22時点における最新版

ちょうじゃくれーる
longer rail

長尺レールとは、標準長レールを超え、200m未満のレールのことをいう。

また、大正14年形分岐器では、今でいう短尺レールが標準として設計されていたレールの長さなので、それより長いレールを長尺レールと呼ばれていた。

長尺レールの敷設

長尺レールを敷設するときの検討として、一般にロングレールはおおむね、その両端部分から100m前後が可動区間としてレールが気温によって伸縮する。

したがって、200m未満の長さのレールでは不動区間がなくなるため、両端に伸縮継目を敷設するということを考えると効率が悪く不経済である。

ただし、50mレールに関しては、定尺レールに比べると継目箇所が少なく、保守量が軽減できる。そのため、軸力・伸縮量を軌道構造でカバーすることで敷設されることがある。