鈍端ポイント
提供: 保線ウィキ
どんたんぽいんと
stub switch , stub points
鈍端ポイントとは、分岐器で列車を振り分けるのに使用される尖端ポイントを使用せず、普通レールを2本並べて、並べたレールを左右に動かして列車を分岐させる構造のポイントである。
日本国内では試験的に用いられた程度で、ほとんど使用されていない。
鈍端ポイントの欠点
鈍端ポイントの欠点は、
などがある。
鈍端ポイントの利点
鈍端ポイントの利点は、降雪、粉炭、石粉などが、トングレールと基本レールの間に入っても転換不能となりにくい点である。外国で用いられている実積がある。
ただし、持ち込み雪や車両着雪による塊状の落雪に対しては、効果は必ずしも期待できない。