軌間ゲージ

提供: 保線ウィキ
移動: 案内検索
きかんげーじ
track gauge , gauge measure
左右レールの間隔を測定する時に用いられる器具で軌間ゲージと呼ばれている。短絡防止のため木製で製造されているが、最近では、より軽量で丈夫なFRP製が一般に使用されている場合が多い。

軌間ゲージとは、軌間を測定する器具のことである。

軌間ゲージの概要

軌間ゲージは、鉄道を保線するうえでなくてはならない測定機器のひとつで、左右のレール幅の最短距離を測定し、基準通りに幅が保たれているかを調べるのに使用されている。

材料は、主にひのきが使用されていることが多く、ゲージの下部には、レール頭部の側面に引っかかるつめと呼ばれている出っ張りがある。

片方のつめをレール側面にあて、もう片方のつめは前後にスライドできるようになっていて、つめ上部には目盛が付いてる。その目盛を読みとり軌間を調べることができる。

目盛については、標準軌の場合、軌間が1,435㎜であるので、この数値を基準「0㎜」としてこれより大きい場合は「+」小さい場合は「-」とあらわされている。

また、分岐器クロッシング部においてガードレールバックゲージも測定可能となっている。