路盤噴泥

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ろばんふんでい
mud-pumping of roadbed , pumping failure of roadbed , subgrade pumping of roadbed
道床と路盤が浮きまくらぎにより混ざり路盤噴泥となる。

路盤噴泥とは、道床砕石とそれを支えている路盤が、雨水などにより液状化してしまうことにより、道床砕石路盤が混ざり噴泥すること。

路盤噴泥のメカニズム

路盤が粘土質のように、透水度の非常に低い土からできていると、路盤内の雨水の排水が緩慢となる。そのため、路盤表面の土の含水比が液性限界を超えて泥土化する。

このような状態となり、ここに列車の荷重が作用すると、道床砕石は路盤に食い込んでしまう。そして、泥土は抵抗の少ない道床内へと砕石の隙間をぬって上昇する。

このように、路盤の不良により発生する噴泥を路盤噴泥という。

また、道床砕石の細粒化による噴泥を道床噴泥という。