角止めクギ

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かくとめくぎ
左側手前がメートルねじNレール用分岐器で使用されている角止クギ。右側奥がNレール用の犬クギ

角止めクギとは、メートルねじ用の分岐器などで、タイプレートまくらぎを固定する締結装置である。

角止めクギの使用場所

角止めクギは、犬クギの一種でメートルねじNレール用分岐器の締結と、伸縮継目床板まくらぎを締結するために使用するクギです。

角止めクギの歴史

当初、ウイットねじNレール用分岐器の分岐器の設計では、丸止めクギが使用されていました。

その後、メートル法の施行にともなって、Nレール用の分岐器も設計が見直された。

そして、メートルねじNレール用分岐器が設計された。角止めクギは、その設計のとき、丸止めクギの短所をなくすために考案されたものです。

角止めクギの種類

現行で製造および使用されている角止めクギは、長さがあご下から先端まで130mmと145mmの2種類あり、頭部のあご下の角度が1:6となっている。これは、Nレール継目板に勾配を合わせて設計された。

現在では、メートルねじ使用の分岐器類(ウィットねじ使用分岐器は丸とめくぎ)、及び伸縮継目に使用されている。