たてまくらぎ
longitudinal sleeper , stringer
最近、省力化軌道のひとつとして敷設実積が多くなっている縦まくらぎの一種である
ラダーまくらぎ。従来から実積がある
横まくらぎより軌道破壊が少ないためメンテナンスが少なくて済む。
愛知県の博物館明治村に保存されている六郷川橋梁。
レールを支えている
まくらぎが縦まくらぎとなっている。
縦まくらぎとは、レールの方向と同一の方向にまくらぎを敷設する特殊な方法である。
縦まくらぎの特徴
縦まくらぎは、そのままの状態ではレールの幅(位置)が定まらないことから、軌間を保持させることが困難なため、別途、左右をつなぐ継材などが用いられている。
したがって、今までは、特殊な条件下でなければ敷設されていなかった縦まくらぎではあるが、横まくらぎに比べてレールからの過重に対して耐久性が優れていることから、近年、ラダーまくらぎが開発されて、縦まくらぎの長所を生かした省力化軌道として導入されつつある。