「継目落ち」の版間の差分
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[[Image:40Nレールで発生している継目落ち.jpg|right|400px|thumb|[[40kgNレール]]の継目部分が、列車の衝撃で落ち込んでしまっている。]] | [[Image:40Nレールで発生している継目落ち.jpg|right|400px|thumb|[[40kgNレール]]の継目部分が、列車の衝撃で落ち込んでしまっている。]] | ||
− | + | 継目落ちとは、継目部の[[レール頭面]]の落ち込みのことである。 | |
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+ | ==継目落ちの概要== | ||
+ | 継目落ちは、[[軌道]]の弱点箇所である[[レール]]とレールをつないでいる部分が、列車からの衝撃でレール面が落ち込むこと。 | ||
継目部分は、軌道の弱点箇所でもあるため、継目落ちが発生すると列車の安全運行上危険を及ぼす恐れがあるので、適時、[[高低狂い]]の補修作業を実施しなければならない。 | 継目部分は、軌道の弱点箇所でもあるため、継目落ちが発生すると列車の安全運行上危険を及ぼす恐れがあるので、適時、[[高低狂い]]の補修作業を実施しなければならない。 | ||
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継目落ちを整正する方法は、 | 継目落ちを整正する方法は、 | ||
*[[継目落ち整正機]]の使用。 | *[[継目落ち整正機]]の使用。 | ||
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*[[シム]]の挿入。 | *[[シム]]の挿入。 | ||
などが有効である。 | などが有効である。 |
2015年8月19日 (水) 07:30時点における最新版
つぎめおち
permanent depressions of rail joint , low joint , dipped joint
継目落ちとは、継目部のレール頭面の落ち込みのことである。
継目落ちの概要
継目落ちは、軌道の弱点箇所であるレールとレールをつないでいる部分が、列車からの衝撃でレール面が落ち込むこと。
継目部分は、軌道の弱点箇所でもあるため、継目落ちが発生すると列車の安全運行上危険を及ぼす恐れがあるので、適時、高低狂いの補修作業を実施しなければならない。
継目落ちの状態
継目落ちの状態になった軌道については、
などにいたることが多い。
そして、これらを放置しておくと軌道狂いが大きくなり、保守労力が増加する。そして、レール損傷してしまう。
継目落ち直し
継目落ちを整正する方法は、
などが有効である。
そして、継目部分を道床搗き固め作業をすることにより、継目落ちを延命することができる。