第四種踏切道

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4 type railroad crossing
だいよんしゅふみきりどう
踏切警報機踏切遮断器がない踏切道が第四種踏切道と呼ばれている。

第四種踏切道とは、第一種踏切道から第三種踏切道に該当しないものをいい、閃光式の踏切警報機踏切遮断器が整備されていない踏切道のことである。

第四種踏切道の概要

第四種踏切道は、閑散線区で地方ローカル線で多くみられる。また、自動車の通行できない幅員の狭い道路に多く見られる。

踏切を模した木型や「とまれみよ」という標識などがたてられているのみであり、実際に踏切道を渡るときには列車が接近していて危険ではないかの判断を通行者の目視などにゆだねられている。そのため事故が発生しやすい。

この種類の踏切道は、二輪車または小型特殊自動車を除く自動車の通行を禁止している箇所が多い。また、信号機によって道路交通を規制する方式の踏切もこれに分類される。線路には当該踏切を通過する幾分前に汽笛吹鳴標識が設けられていて、通過する列車は踏切手前で警笛を鳴らし注意喚起していることが多い。