「短まくらぎ」の版間の差分

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  たんまくらぎ
 
  たんまくらぎ
  
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[[Image:合成まくらぎの短まくらぎ.jpg|right|400px|thumb|[[合成まくらぎ]]で製作された短まくらぎ。]]
 
[[Image:合成まくらぎの短まくらぎ.jpg|right|400px|thumb|[[合成まくらぎ]]で製作された短まくらぎ。]]
  
短まくらぎとは、左右の[[レール]]を、別々のブロック状になった[[まくらぎ]]でレールを支える構造の軌道である。
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短まくらぎとは、片側の[[レール]]を、ブロック状になった短い[[まくらぎ]]で支える構造の軌道に使用されているまくらぎのことである。
  
 
また、コンクリート製で左右の短まくらぎをつないだ[[ツーブロックまくらぎ]]もある。
 
また、コンクリート製で左右の短まくらぎをつないだ[[ツーブロックまくらぎ]]もある。

2015年8月18日 (火) 07:50時点における最新版

たんまくらぎ
short tie , block tie , short sleeper , block sleeper
木まくらぎから製作された短まくらぎ。
合成まくらぎで製作された短まくらぎ。

短まくらぎとは、片側のレールを、ブロック状になった短いまくらぎで支える構造の軌道に使用されているまくらぎのことである。

また、コンクリート製で左右の短まくらぎをつないだツーブロックまくらぎもある。

短まくらぎの使用場所

短まくらぎが使われる構造として、短まくらぎをコンクリートなどに埋込み、直結軌道として使用されている。

また、槽状桁(そうじょうげた)または、トラフガーダーともいうI型鋼材でレールを抱き合わせて横桁で連結した橋梁にも短まくらぎを使用する。

短まくらぎの種類

短まくらぎの種類は、使用条件によってさまざまな大きさがあるがおおむね標準的な大きさは以下のとおりである。

種類 使用区分 備考
A1形 一般用(コンクリート道床にボルトで締結する構造) なし
A2形 半径600m以下の急曲線用(コンクリート道床にボルトで締結する構造) 原則とし補修用
B形 寸法はA2形と同一だが、レール底部先端に補強金具が取り付けてある なし
C1形、C2形 新幹線用(コンクリート道床にボルトで締結する構造) 原則として補修用
D1形、D2形 新幹線用(コンクリート道床にボルトで締結する構造) 原則として補修用