熱間打刻
提供: 保線ウィキ
ねつかんだこく
hot Stamp
熱間打刻とは、レールの製造工程でロールマークの反対に製造されたときの鋳片順位や溶鋼番号などを刻印することである。
熱間打刻の概要
製鋼によるレールの製造過程で、レールが圧延されある程度の長さに粗切断される。その後、熱間打刻機でロールマークの反対側のレール腹部におこなう。
定尺レールでは、レール短部より数メートル入ったところに、左右それぞれ2箇所に打刻されている。
表示内容
鋳片の場合、左側からの表記で、
- レール順位
- 鋳造ストランド記号
- 鋳片順位記号
- 製鋼番号
- 作業組の記号
- 炭素含有量
- マンガン含有量(60kgレールのみ)
- レール種類(空白:普通レールおよびEHレール、HH34:HH340レール、HH37:HH370レール)
鋼塊の場合、左側からの表記で、
- 鋼塊から圧延されたレールの順位を示す番号
- 鋼塊注入順位記号
- 製鋼番号
- 作業組の記号
- 炭素含有量
- マンガン含有量(60kgレールのみ)