ウイットねじNレール用分岐器

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ういっとねじNれーるようぶんぎき
Whitworth type N-rail type turnout
50kgNレールが制定されて設計されたウイットねじ使用の分岐器。

ウイットねじNレール用分岐器とは、昭和36年に制定された40kgNレール50kgNレール用の分岐器である。またの名を「旧Nレール用分岐器」とも呼ばれている。

ウイットねじNレール用分岐器の制定

昭和36年に、40kgNレールと50kgNレールが設計され制定されたのを受けて、昭和37年に新たに開発設計されたNレール用分岐器である。

この分岐器は、59形分岐器の長所を取り入れ、保守の容易さと経済性を考えて設計された。

ウイットねじNレール用分岐器の特徴

Nレール用分岐器の基本構造は、

ウイットねじNレール用分岐器の改良

その後、ウイットねじNレール用分岐器は、昭和38年から全国的に敷設されたが、JISウイットねじが廃止され、ISOメートルねじに切り替わったのを受けて、昭和43年に部分的に改良され、あらたにメートルねじNレール用分岐器が設計された。

従って現在では、一部の本線・側線で使用されているに過ぎない。