支え継目

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ささえつぎめ
supported joint
50kgNレールPCまくらぎ区間の継目の支持方法である支え継目。継目まくらぎから1本目までをA間隔、1本目から2本目までをB間隔、それから先をC間隔と一般的に読んでいる。

支え継目とは、レールとレールを接続している継目を支えるまくらぎの支持方法のひとつで、並まくらぎより少し大きめの継目まくらぎを用いて継目を支持する方法である。そして、かけ継目と対照的な支持方法である。支え継目で敷設されている継目を支え継ぎ法とも呼んでいる。

支え継目の配置

支え継ぎ法の配置は、A間隔・B間隔・C間隔といわれている配置間隔がある。A間隔は、継目まくらぎから左右1本目までの間隔で、B間隔は、継目から左右1本目から2本目までの間隔をいう。C間隔は、さらに先の左右2本目から3本目の間隔をいう。

まくらぎの配置本数

以下の表は、レールの長さ定尺レールの25mの場合で、いずれもレールの遊間が6mmとして計算されている。

また、この表に掲げていないレール長に対するまくらぎ間隔は、原則としてこの表を準用するものとすること。

道床がある場合(有道床)

支え継ぎ法の場合、並まくらぎを2本つないで継目まくらぎとしたものは1本のまくらぎとして計算する。

まくらぎ配置本数 A間隔 B間隔 C間隔
29本 533 638 905
31本 553 610 840
32本 553 610 810
34本 553 550 760
37本 553 565 690
39本 553(523) 575(561) 650(658)
41本 553(523) 480(521) 620(625)
43本 553(523) 484(486) 588(595)
44本 553(523) 450(461) 575(582)
45本 553(523) 470(452) 560(568)
46本 553(503) 430(440) 550(556)
48本 553(503) 430(414) 520(532)

道床がない場合(無道床)

支え継ぎ法の場合、並まくらぎを2本つないで継目まくらぎとしたものは1本のまくらぎとして計算する。

まくらぎ配置本数 A間隔 B間隔 C間隔
34本 320 573 760
37本 320 453 700
39本 320 473 660
41本 320 478 625
44本 320 463 580
46本 320 528 550
52本 320 470.5 485
54本 320 368 470
60本 320 383 420
63本 320 353 400
68本 320 328 370