押抜せん断機

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おしぬきせんだんき
rail thrust machine , weld shearing machine , weld stripper
左右のレールを機械がつかみ、その中を機械が油圧で左右に動きレール余盛り部分をせん断する。
押抜せん断後は、溶接時に発生した溶接余盛り部分がきれいに除去されている。この後、ディスクグラインダーなどで仕上げ加工を施す。

押抜せん断機とは、レール溶接加工の施工途中に溶接の余盛り部分をせん断除去する機械のことである。

押抜せん断機の概要

押抜せん断機は、発生した余盛り部分を押抜いてせん断するために使用する機械で、溶接機と対になっている装置である。

溶接部を中心として左右のレールを機械がつかみ、その中をせん断する機械が左右に動くことにより溶接の余盛り部分を除去する。

材質、仕上がり精度を確保するためレールの温度は800度以上で実施することとなっている。

除去後はディスクグラインダーなどでレール断面形状になるよう仕上げ加工をする。

レール溶接のガス圧接フラッシュバット溶接ゴールドサミット溶接で実施されているが、エンクローズアーク溶接では使用する必要がない。