「作業用モーターカー」の版間の差分

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2015年9月26日 (土) 22:17時点における最新版

さぎょうようもーたーかー
working motor trolley , working motor car , working section car , working track car , working track motor car
作業用モーターカー。前部は運転席と助手席の2席で2列目に3人程度の作業員が乗車できるようになっている。また、上部には雨よけの幌が張ってある。
作業用モーターカーの内部。左側に運転席、右側に助手席で、中央部に変速機と逆転機が備え付けられている。

作業用モーターカーとは、軌道モーターカーの一種で小型軽量で線路巡回などに使用されている作業用の車のことである。

作業用モーターカーの概要

作業用モーターカーは、昭和25年に旧国鉄で採用され線路の巡回や視察、作業員や機器工具類の運搬に使用されている軌道モーターカーの一種である。

現在では、より大型で高出力な軌道モーターカーが主流となり使用されているものはごくわずかである。また、道路事情が良くなり軌陸車など高性能な保守用車が一般的になったため廃止されている要因となっている。

作業用モーターカーの性能

自重が約750kg、積載500kg、けん引能力が最大2.5t、速度が最高で時速50㎞まで出す性能がある。初期のエンジンでは空冷2気筒で約20馬力のエンジン、前進3段後進1段変速機を搭載している。