中継レール

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ちゅうけいれーる

junction rail , transition rail , connection rail , compromise rail , taper rail

50kgNレールと60kgレールの中継レール。60kgレールを使用して端部を鍛造して50kgNレールの断面形状に仕上げている。

中継レールとは、異種レールの接続に用いる特殊なレールのことであり、既存のレール断面と異なるレールにレール交換する場合、交換する区間の両端を既存のレールと異種接続するために使用される特殊なレールである。

中継レールの概要

中継レールは重軌条化など異なる断面のレールに交換する場合、その接合部は特別な配慮が必要となる。側線や閑散線区などでは、接合部に異形継目板を使用することが多いが、比較的、通過トン数が多い本線などでは、レール端部を加工した中継レールを使用している。

製造方法

一本のレールの片方の端部を加工して製造される。通常、接合するレールの断面が大きいほうのレールを使用して、端部を鍛造により片側300mmの範囲を小さい断面に加工する。そして、断面変化部は150mmでレール底部で取り付けられている。

しかし、この中継レールでは、断面の小さいほうのレールの取り付け部分を軌道扛上しなくてはならないなどの短所がある。

これらを解決するため60kgレールと50kgTレール、60kgレールと50kgNレールでの中継レールについては、レール底部を水平にしレール頭頂部を作成したものが規格かされている。