レール断面減少限度

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れーるだんめんげんしょうげんど
rail section decreased limit

レール断面減少限度とは、レール電食により腐食レールなどとなり、レールの断面が減少することにより、レールの強度が失われる限度を一定の基準であらわしたものである。

レール断面減少限度の基準値

レール断面減少限度による基準値は、レールに発生する応力や軌道の負担力などの関係から、断面減少の限度値が決められている。

旧国鉄時代の軌道整備基準規定

旧国鉄時代に軌道整備基準規定にて決められていたレール断面減少限度である。この数値を超過したらレール交換をしなければならない規定となっている。しかし、現在では、鉄道各社においてレール断面減少限度値が決められているのが現状である。

レール種類 1級線 2級線 3級線 側線
30kgレール なし 12% 13% 20%
37kgレール,40kgNレール 18% 22% 26% 28%
50kgレール,50kgNレール,50kgTレール 20% 24% 28% 30%
60kgレール 22% 26% 30% 32%