レール小返り

提供: 保線ウィキ
2015年8月19日 (水) 07:38時点におけるS2technologies (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索
れーるこがえり
rail inclination , irregular inclination of rail
車輪の横圧などによりレールが右側に傾いてしまっている。軌間の内側は隙間が生じ外側はまくらぎに喰い込んでしまう。

レール小返りとは、車輪の横圧などによりレールが所定の位置より傾く現象のことである。

レール小返りの概要

レール小返りは、車両が走行する場合で、レールの横方向の力(横圧)が働くことで、レールが軌間の内方または外方に傾くことをいう。

小返りが生じた場合、軌間狂い偏摩耗レールなどが発生することがあるので注意が必要である。

木まくらぎ区間では、傾いたレールの内側はレールの底部とまくらぎに隙間が生じて、外側はレールがまくらぎに喰い込んでしまう。