アウトサイドスリップスイッチ

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あうとさいどすりっぷすいっち
Outside slip switch
ダブルるスリップスイッチより外側を通過するアウトサイドスリップスイッチ。

アウトサイドスリップスイッチとは、ダブルスリップスイッチと同じ役目をする分岐器であるが、左右に向かう線においてダブルスリップスイッチは交差するが、アウトサイドスリップスイッチは交差しない。別名、ベゼラー型ダブルスリップスイッチとも呼ばれている。

アウトサイドスリップスイッチの特徴

アウトサイドスリップスイッチは、ダイヤモンドクロッシング内で左右に分岐するところにおいて対抗側と交差していない。そのため、ダブルスリップスイッチでは、ダイヤモンドクロッシング内にトングレールが存在するが、アウトサイドスリップスイッチではトングレールが存在しない。

また、ベゼラーとはドイツの設計者の名前が由来であり、敷設するには比較的広い土地が必要であることから、国内での使用例は無いが、ドイツのケルン中央駅構内などて使用されている。