マヤ50形式

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まや50けいしき
maya50-type
マヤ50形式5001番の建築限界測定車。オヤ31形式に使用されていた矢羽根は非接触式の測定方法に切り替えられた。
建築限界測定車であるマヤ50形式5001番の測定システム装置部分。

マヤ50形式とは、JR東日本が開発した非接触式の建築限界測定車のことである。

スヤ50形式建築限界測定車の開発

いままでの建築限界測定車の測定方法は、車両から針のように飛び出した矢羽根を使用して、接触機械式というアナログ方式な検測方法だったため、測定誤差も大きく多くの人手を要してました。

平成7年に非接触式の測定システムを導入した建築限界測定車として、オハフ50形式の車両を改造改造して、スヤ50形式5001番が誕生した。

マヤ50形式に変更

平成15年に、更なる改造を施した結果、重量が増えマヤ50形式5001番となりました。

マヤ50形式の測定方法は、レーザー光線による測距法を採用しています。また、ブレーキ装置は、電磁直通ブレーキ対応となったため、110km/hでの走行も可能になり、検測できる最高速度も95km/hと高性能となりました。

現在では、電気軌道総合試験車E491系のEast i-E(イーストアイ・ダッシュイー)と連結して測定することも多く、カラーリングもEast i-Eと同じく、白地に赤のラインになってます。