「まくらぎ配置本数」の版間の差分

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まくらぎ配置本数とは、敷設されている[[まくらぎ]]は、[[定尺レール]]25mあたり何本のまくらぎが使用されて敷設されているのかを定めている。

2015年7月28日 (火) 21:09時点における最新版

まくらぎはいちほんすう
 sleeper arrangement number , tie arrangement number
定尺レールであるレール長が25mあたりのまくらぎの本数。

まくらぎ配置本数とは、敷設されているまくらぎは、定尺レール25mあたり何本のまくらぎが使用されて敷設されているのかを定めている。

横まくらぎ短まくらぎの配置の場合は、レールの中間部と継目の部分ではまくらぎ間隔を変更しているが、基本的には、左右のレールに対して対象である。

まくらぎ配置本数の規則

まくらぎ配置本数は、「普通鉄道の施設に関する技術上の基準の細目の告示」の第4条の2によりまくらぎ配置本数の最低基準が定められてたが、現在ではこの基準を元に各鉄道会社で独自に定めている。

普通鉄道の施設に関する技術上の細目を定める告知 第4条の2

年間設計通過トン数 110km/hを超える速度 90km/hを超え110km/h以下 70km/hを超え90km/h以下 70km/h以下
2000万トンを超えるトン数 39本 39本 39本 39本
1000万トンを超え2000万トン以下 37本 37本 37本 37本
500万トンを超え1000万トン以下 37本 37本 37本 37本
500万トン以下 37本 37本 34本 34本

橋まくらぎの配置本数

橋まくらぎの場合は、線路等級のほかに橋桁の中心間隔によりまくらぎに発生する曲げ応力が異なるので、別途定められたまくらぎ間隔で敷設される。

分岐まくらぎの配置本数

分岐まくらぎの配置本数は、各種分岐器図集により定められている。それは、分岐器の番数・レールの種別・形式に応じてまくらぎ配置本数が定められている。