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==はさみ木の概要==
 
==はさみ木の概要==
[[凍上]]により[[道床]]の[[搗き固め作業]]が困難なところで、レール面の不陸を調整する方法のひとつで、まくらぎとレールの間に薄い板をはさみ[[軌道狂い]]を解消するために使用する板のことである。
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[[凍上]]により[[道床搗き固め]]作業が困難なところで、レール面の不陸を調整する方法のひとつで、まくらぎとレールの間に薄い板をはさみ[[軌道狂い]]を解消するために使用する板のことである。
 
主に、寒冷地区において、[[路盤]]の不正な凍上のため、軌道に[[高低狂い]]が発生するため応急的にはさみ木を使用して整正し、列車に及ぼす影響を取り除くため、凍上箇所を基準にして、その前後の凍上していない個所をはさみ木を挿入し一時的に[[軌道]]を持ち上げレール面を補正する。
 
主に、寒冷地区において、[[路盤]]の不正な凍上のため、軌道に[[高低狂い]]が発生するため応急的にはさみ木を使用して整正し、列車に及ぼす影響を取り除くため、凍上箇所を基準にして、その前後の凍上していない個所をはさみ木を挿入し一時的に[[軌道]]を持ち上げレール面を補正する。
  

2015年8月24日 (月) 13:39時点における最新版

はさみぎ
packing , track shim , wood shim

はさみ木とは、レール面の不陸を直すため、レールまくらぎの間に差し込む板のことである。

はさみ木の概要

凍上により道床搗き固め作業が困難なところで、レール面の不陸を調整する方法のひとつで、まくらぎとレールの間に薄い板をはさみ軌道狂いを解消するために使用する板のことである。 主に、寒冷地区において、路盤の不正な凍上のため、軌道に高低狂いが発生するため応急的にはさみ木を使用して整正し、列車に及ぼす影響を取り除くため、凍上箇所を基準にして、その前後の凍上していない個所をはさみ木を挿入し一時的に軌道を持ち上げレール面を補正する。

はさみ木の種類

凍上を解消するために使用するはさみ木の種類は主に以下のとおりであり、木材を加工して製作されている。

はさみ木の種類
種類 寸法
長さ 厚さ
縦はさみ木 180 127 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,12,15
180 122
180 108
横はさみ木 250-300 180 15,20,25,30,35,40,45,50
300-350 180