Ⅰ形タイプレート

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Ⅰがたたいぷれーと
Ⅰ-type tie-plate
60kgレール区間用の締結装置として開発された。在来線は犬クギでの締結なのでタイプレートの穴が角型となっている。

Ⅰ形タイプレートとは、60kgレール区間の木まくらぎや合成まくらぎ区間に敷設されているレール締結装置である。

Ⅰ形タイプレートの特徴

Ⅰ形タイプレートの基本的な断面構造は、

  • 在来線Ⅰ形タイプレート
  • 新幹線Ⅰ形タイプレート

と分類されているが、ほぼ形状は同じである。

しかし、新幹線用にはまくらぎの締結をねじクギを使用し、在来線用は犬クギによる締結である。

したがって、新幹線用のⅠ形タイプレートはねじクギ用として円形の穴があけてある。

もうひとつの在来線用は四角い穴である。

犬クギの頭部がタイプレートの方に接触しないようにするため、穴の間隔を新幹線用で250mm、在来線用で260mmとしている。