「軌間ゲージ」の版間の差分

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==軌間ゲージの概要==
 
==軌間ゲージの概要==
軌間ゲージは、[[保線]]においてなくてはならない測定機器のひとつで、左右のレールの最短距離を調べるのに使用されている。軌間ゲージの下にレールに引っかかる出っ張りがあり片方のレール側面にあてる。そして、もう片方には目盛が付いていて、その読み値で調べることができる。
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軌間ゲージは、鉄道を[[保線]]するうえでなくてはならない測定機器のひとつで、左右の[[レール]]幅の最短距離を測定し、基準通りに幅が保たれているかを調べるのに使用されている。
  
目盛は、例えば[[標準軌]]の場合、軌間が1,435㎜であるので、この数値を基準「0㎜」としてこれより大きい場合は「+」、小さい場合は「-」とあらわされている。
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材料は、主にひのきが使用されていることが多く、ゲージの下部には、レール頭部の側面に引っかかるつめと呼ばれている出っ張りがある。
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片方のつめをレール側面にあて、もう片方のつめは前後にスライドできるようになっていて、つめ上部には目盛が付いてる。その目盛を読みとり軌間を調べることができる。
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目盛については、[[標準軌]]の場合、軌間が1,435㎜であるので、この数値を基準「0㎜」としてこれより大きい場合は「+」小さい場合は「-」とあらわされている。
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また、[[分岐器]]の[[クロッシング部]]において[[ガードレール]]の[[バックゲージ]]も測定可能となっている。
  
  
 
[[category:保線機械|きかんけーし]]
 
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2016年3月11日 (金) 13:49時点における最新版

きかんげーじ
track gauge , gauge measure
左右レールの間隔を測定する時に用いられる器具で軌間ゲージと呼ばれている。短絡防止のため木製で製造されているが、最近では、より軽量で丈夫なFRP製が一般に使用されている場合が多い。

軌間ゲージとは、軌間を測定する器具のことである。

軌間ゲージの概要

軌間ゲージは、鉄道を保線するうえでなくてはならない測定機器のひとつで、左右のレール幅の最短距離を測定し、基準通りに幅が保たれているかを調べるのに使用されている。

材料は、主にひのきが使用されていることが多く、ゲージの下部には、レール頭部の側面に引っかかるつめと呼ばれている出っ張りがある。

片方のつめをレール側面にあて、もう片方のつめは前後にスライドできるようになっていて、つめ上部には目盛が付いてる。その目盛を読みとり軌間を調べることができる。

目盛については、標準軌の場合、軌間が1,435㎜であるので、この数値を基準「0㎜」としてこれより大きい場合は「+」小さい場合は「-」とあらわされている。

また、分岐器クロッシング部においてガードレールバックゲージも測定可能となっている。