「木製レール」の版間の差分

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2015年10月27日 (火) 10:44時点における最新版

もくせいれーる
wooden-rail
ベルリン技術博物館に展示されている木製レール。適度な丸太を一定の間隔で縦に並べた簡素なものであるが、この発明により物流が劇的に改善された。

木製レールとは、16世紀ごろに鉱山などの坑道内で用いられた木製のレールのことである。

木製レールの概要

木製レールは、1604年にイングランドのノッチンガムの西方にて、炭鉱から近くの川までの約3㎞の区間をトロッコを使用するために敷設された。

これは、地上で初めての軌道といわれており、今日の鉄道システムと同じ原理で車輪にフランジが付いていた。この木製レールを使用することにより、これまでの馬によるけん引重量が約4倍に増大したそうです。

そのため、この形態の軌道がイングランドやウェールスなどの炭鉱で大いに普及しました。

その後、より木製レールの耐摩耗性や摩擦低減を高めるため鉄板レールが発明された。